昨年半年間の講座が終わってから、利用者主催の勉強会が月に1回の
割合で開かれている。
今まで、県内では、こういった利用者が主体となってやる勉強会はほとんど
なかったと言ってもいい。
利用者の数が、手書き、パソコンとも、要約筆記者よりも多いという……
要約筆記者ならば、どういう心境かはわかるだろう。
1人ずつの入力画面をプロジェクターに分割して映し出す。
その模様が下の写真。
3人の人が5分から10分くらいのミニ講演をし、1人で入力したり、ペアで
入力したりして、でき上がったものを1人ずつ、
みんなで、全員で
検証していく。
誤字、脱字、抜けているところ、どんどん指摘される。
でも、言ってくれないとわからない、言ってくれるから改善できることばかり。
ありがたいこと。
それから見ていただきたいのがスクリーン。
二つとも、なんと利用者のかたの手づくり。
派遣制度で使うスクリーンは、最新式だけれども大きくて重たい。
軽自動車には載らないし、女性が持ち運びするのはとても大変。
ということで、利用者のかたがつくってくださった。
遮光カーテン、室内用の洗濯干しの脚などなど、身近な材料が
ステキなスクリーンに変身。
私たちが快適に要約筆記ができるために、いろいろ工夫をしてくださる。
頭の下がる思いでいっぱい。
5人の入力者のそれぞれの画面が1~5に映し出されている様子。
5人がIPtalkのパートナー画面で設定できるチャンネルを変えてできる。